2010年01月26日

公務員のための行政組織概略3

公務員が働いている農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省、人事院について簡単に説明しています。

□農林水産省
ここではわが国の農業・水産・林業および自然、そして食に関する業務を行っています。
外局としては林野庁、水産庁があります。
職員になるには、国家T・U・V種に合格する必要があります。
そのほか専門職としては獣医系技術職や研究職の募集もあります。

□経済産業省
ここでは経済、産業、通商、貿易などの業務に取り組んでいます。
外局としては資源エネルギー庁、特許庁、中小企業庁があります。
職員になるには、国家公務員T・U・V種に合格する必要があります。
また特許庁の職員になるには国家T種合格者から審議官を、国家U種合格者からは事務職として活躍することもあります。

□国土交通省
ここでは国土、交通や社会資本の利用、開発や整備を行います。
また気象に関することも司り、海上の安全もここでの業務になります。
外局としては観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁があります。
職員になるには、国家T・U・V種に合格する必要があります。
海上保安官になるには、海上保安大学校または海上保安学校を卒業しなければなりません。
ほか海技関連の免状を持つ人は海上保安官採用試験、国家T種に合格すれば採用される道もあります。
気象庁でとくに幹部として勤務したい場合は、気象大学校を卒業する必要があります。

□環境省
ここでは、環境保全に関する政策の企画・立案や公害の規制などの業務を行います。
職員になるには、国家T・U・V種に合格する必要があります。

□防衛省
ここでは自衛隊を中心として、国の安全と平和を守る業務や大規模災害時の業務を行います。
職員になるには、国家公務員T・U・V種に合格する必要があります。
国家V種に限り、事務職と技術職どちらを選ぶこともできます。
なお技術系職員になるには、独自に行う防衛省職員T・U種(技術職)に合格しなければなりません。

□人事院
ここでは、主に国家公務員の人事に関する業務を行います。
職員になるには、国家T・U種の採用試験に合格する必要があります。
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2009年11月15日

公務員のための行政組織概略2

公務員が働いている法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省について簡単に説明しています。

□法務省
法務省は民事、検察の業務、人権保護、外国人の出入国管理や登録など、法務に関する業務を幅広く行います。
外局として最高検察庁、公安調査庁があります。
職員は、国家公務員T・U・V種の合格者から採用されます。
U種の合格者は基本的に地方での勤務になり、その中には刑務所や公安調査局とさまざまあります。
また専門性の高い入国警備官などは、おのおのが行う別の試験の合格者から採用されます。

□外務省
外務省は外交政策を立案実施、情報収集・分析、外交交渉や各国駐在の日本人の安全などの管理などを行っています。
外局としては外交官が駐在する大使館があります。
職員になるには、国家T・U・V種を合格および外務省専門職員採用試験を合格する必要があります。
外務省専門職員採用試験の合格者は、外交官として活躍できます。
またU種の採用は、技術系試験からの採用になります。

□財務省
財務省は日本の予算、税制、経済にかかわり、国の財政も管理します。
外局には国税庁があります。
職員になるには、国家T・U・V種の試験に合格する必要があります。
U・V種合格者は、各地区窓口や税関での勤務になります。
なお国税庁に勤めるには、別の国税専門館試験に合格する必要があります。

□文部科学省
文部科学省は教育・文化・科学・スポーツ・生涯学習に関する支援・普及や宗教の管理監督なども行います。
外局として文化庁があります。
職員になるには、国家T・U種試験に合格して公務員になる必要があります。

□厚生労働省
厚生労働省は国民の健康や生活を守る各種保険や福祉の企画立案、および労働関係を監督しています。
外局として中央労働委員会、社会保険庁があります。
職員になるには、国家T・U・V種採用試験に合格する必要があります。
なお、社会保険庁はU種の試験合格者の中から公務員として採用されます。
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2009年09月04日

公務員のための行政組織概略1

公務員の中でも国家職の場合、いろいろな行政組織があります。
官庁訪問をする際には、ある程度のことを公務員として知っておく必要があります。
ここでは国の各行政組織の説明を簡単に行っていきます。

□内閣府
平成13年1月に設立された内閣府は内閣を円滑に機能させ、各種の重要な政策の企画立案・調整を行ないます。
外局として宮内庁、公正取引委員会、国家公安委員会、金融庁があります。
また内閣総理大臣または官房長官を議長とする会議などもあります。
特徴としては移動が少ない、省庁間交流や留学が多いです。

宮内庁は皇室、国事、各種行事や各地訪問に関する事務を執り行います。
職員は国家U・V種の合格者から採用されます。

警察庁は国家公安委員会の管理下にあり、立法や警視庁・都道府県警察の指揮監督を行います。
警察官および事務職員は、都道府県単位で行われる地方公務員として採用されます。

金融庁はもともと民間の金融機関の監督を行うことを目的として、平成10年に金融監督庁として発足しました。
その後、大蔵省の行っていた金融に関する企画・立案事務を移管して、平成12年7月に金融庁と名前が変わりました。
主な業務は金融に関する企画・立案、民間金融機関や証券取引の検査・監督などの事務になります。
職員は国家T・U種の合格者から採用されます。

□総務省
現在の総務省は省庁再編の際、総務庁・自治省・郵政省を統合してできました。
業務内容も地方の行政や財政、地方自治体の管理・運営、選挙や通信事業に関する業務と多岐にわたります。
外局は公害等調整委員会、消防庁があります。
消防庁は各都道府県の消防を管轄し、広域防災対策を行うための組織です。
職員は、国家T・U・V種の合格者から採用されます。
なおU種は地方採用となることが多いです。
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2008年09月05日

地方公務員はどんな仕事をするの?

地方公務員は、各都道府県およびその市区町村で働く地域密着型です。
国家職と違って、仕事の派手さはありません。
しかし地域住民と手を取り合って手助けをしたり、地域の発展に貢献できるやりがいのある仕事です。

地方公務員採用試験初級の合格者は、出先機関を含む役所すべての最前線に配属される可能性があります。
身近なところでは、役所の窓口への配属が代表です。
各部局の庶務、経理などの仕事をしながら昇進しつつ、幅広い仕事をします。
以外に知られておらず配属後にびっくりする人が多いゴミやし尿の収集業務や火葬場職員なども、初級合格者の配属先のひとつになります。

地方公務員採用試験中級の合格者は、地方自治体の将来の中堅幹部として採用されます。
この採用試験中級は、ところによっては実施していないことが多いです。

地方公務員採用試験上級の合格者は、地方自治体の将来の最高幹部として採用されます。
将来的には副知事、助役、収入役や局長などといった重要な立場に立てれます。
地方公務員採用試験上級の合格者で最高幹部となった場合、自分が管轄する部分についてすべてのことを把握しておかなければ幹部として勤まりません。
もちろん、そのほかのことも知っておく必要もあります。
役所には2〜4年ごとの異動があります。
最高幹部になるころには、異動経験によって把握している状態で最高幹部になれます。
また、幹部が発言したことはすべて公約となってしまうので、不用意な発言は一切できません。
これは決定権をもつ役職のため、それだけ責任が重くなります。
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2008年09月04日

国家公務員の仕事はどんなことをするの?

国家公務員の職域は、三権(立法・行政・司法)に渡っています。
この中で国家の採用試験の受験者が多いのは、行政職になります。
ここでは、行政職中心にお話していきます。

行政職の採用試験を受ける場合、試験の種類でほぼ将来の進路が決まっています。

国家公務員採用試験V種の合格グループは、一般職員として勤めます。
同僚や上司などと仕事を共同して、解決していく協調性が重要になってきます。
採用後は、省庁や出先機関で一般事務や幹部職員の業務をサポートしたりします。

国家公務員採用試験U種の合格グループは、将来の中堅幹部候補となります。
協調性とともに、専門分野に秀でた専門知識が要求されます。
採用後は本省勤務ではなく、出先機関での勤務になる公務員が多いです。
本省に残る場合、キャリア幹部の下で専門知識を生かした仕事をしていくことになります。

国家公務員採用試験T種の合格グループは、将来の最高幹部候補となるキャリア組です。
といっても現在の官僚組織のシステムでは、ほんの一握りしかキャリア組みとして残ることができない厳しいグループです。
仕事としては、基本的に国の重要な政策に携わることになります。
キャリアにもなると、協調性や専門知識だけでなく優れた決断力や判断力も必要になってきます。
刑事モノのテレビドラマに出てくるキャリア幹部などが、そのイメージに近いです。
採用後は、しばらく本省勤務になります。
その後、出先機関や各地方自治体と本省を交互に異動し、最終的には幹部として本省勤務をします。
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2008年09月03日

いろいろな公務員の雇用形態について

公務員にも、雇用形態にいろいろな違いがあることを知っていますか?

一般に公務員と言うと、省庁や役場で働いている人をイメージします。
国家や地方の公務員をイメージする人もいるでしょう。
ところが内閣総理大臣、各都道府県知事や常勤・非常勤職員でも、実は公務員なのです。

そう言うと「試験を受けなくてもなれるの!?」と思われるでしょう。
なるには、試験を受ける場合と試験以外の条件が必要になる場合の2通りがあります。

基本的に試験を受けるのが、“一般職”の公務員です。
一般職は、世間一般的なイメージです。
採用試験を通ることで、一般職の公務員になれます。
待遇も定年まで保障されています。

試験を受ける場合と試験以外に決められた条件をクリアする場合の2通りが、“特別職”の公務員になります。
試験を受けなくて他の条件が必要になる公務員の代表が、内閣総理大臣などの大臣、地方自治体の長や議員などです。
これらは選挙を通じてなれます。
試験を受ける必要のある特別職の代表としては、裁判所職員や防衛賞職員などです。
特別職の公務員には、契約社員のように任期付の職も含まれます。
契約社員のような特別職の場合は、かんたんな試験や面接があります。
広報誌などでよく見かける非常勤職員や嘱託職員も、この特別職に含まれます。
特別職は、このようにいろいろな雇用形態があります。
仕事の必要性に応じて、同じ特別職の公務員でも待遇に大きな違いがあることは知っておいてください。
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2008年09月02日

公務員の種類と仕事

公務員とは、全体の奉仕者です。
これは日本国憲法に「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定されていることからも分かります。
これは国家や地方の公務員であっても従事するエリアの違いだけであって、立場に違いはありません。

国家公務員は、日本国に関する仕事に従事しています。
ひとくちにいっても、政策の立案から経済、教育、外交や防衛など多種多様です。
日本の未来を、大きく動かすこともできます。
日本の省庁の数だけ、それぞれに分化した専門的な仕事があります。
省庁ごとに分化した仕事は、単独の部署だけで完結するものではありません。
省庁ごとに分化した専門的な仕事は、他の省庁に複数またがっていることもあります。
お互いの省庁で協力し合い、効率的にこなす必要があります。

地方公務員は、各都道府県および市区町村を運営する地方自治体の仕事に従事しています。
地域に密着したものがほとんどです。
地域の発展に貢献することができます。
身近なところでは、道路、上下水道、電気、ガス、病院、学校、公民館などのインフラ整備や維持管理などがあります。
警察や消防による地域の治安維持もあります。
都市計画や農地開発などの社会基盤の整備なども行います。
これらは地方公務員の仕事のほんの一部です。
地域密着型のため、とくに窓口や出先機関などでは地域住民との関わりが深くなります。

このように公務員は、日本国や地方に住む人々すべてが安心して暮らすために必要な仕事をしています。
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2008年08月29日

公務員とは?

公務員のイメージを、皆さんはどんな風に持っているでしょうか?
会ったり話しをしたりする機会は、いろいろあります。
まずは、ひとつの人生を例にとって、身の周りにどのような人がいるのか見ていきましょう。

たいていの人は学校に入学と同時に、先生が最初の公務員となることが多いです。
この先生は、子どもが将来の生活に必要になるであろう知識や技術を与えることが仕事です。
就職前には自動車の免許を取ることが多いですが、運転免許センターなどで免許証をもらう時に会います。
就職の時に公務員を目指せば、関連部署の人たちと同僚になります。
社会人になれば、各種契約の際に住民票の写しなどを取りに、地元の役場で事務職に会います。
もちろん結婚すれば婚姻届を出しに行き、子どもができれば出生届を出しにも行きます。
失業をすれば職業安定所で、再就職の支援や失業手当をもらう手続きに世話になることもあります。
定年を迎えて年金をもらうようになれば、その年金支給の手続きに関わりを持ちます。
天寿を全うし自宅で亡くなれば、医師と警察による確認のもとに死亡診断されます。
また斎場では、専任の公務員により荼毘に付されます。

ここで例としてあげたものは、私たちの周りで目に見える仕事です。
このように人生の節目には、接する機会が多くあります。
ひとりの人が生まれたと同時に公務員と関わりを持ち、また死んだ後も関わりを持ちます。

そのほか目に見えないところでは、国民が暮らしやすいようにルールを決めたり、税金という形で集めたお金を国民に再分配して支援したりしています。

このように目に見える見えないに係わらず、国民全体の奉仕者として働く人々を公務員と呼びます。
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