2012年06月10日

公務員の魅力 外交官

公務員の仕事もさまざまで、国外でも重要な仕事をする在外公館、いわゆる大使館勤務の職員、外交官もいます。

滞在先の外国との交渉窓口や情報収集、邦人の保護などを主たる業務としているイメージが強いのではないでしょうか?

近年、織田祐二さんが「外交官 黒田康作」として活躍している外交官をイメージする人もいるかもしれません。

最近、閑話休題としてわたしが取り上げた塩野七生先生の著作「日本人へ 国家と歴史篇」(文芸春秋出版)のなかでも在外公館の公務員とのやり取りが書かれていました。

著者がイタリアに滞在中、ラクイラ周辺で起きた大地震でイタリアの石造りの頑強な家が何件も倒壊して、死者も大勢出しました。

そのなかでイタリアのニュースでは、日本の免震構造の家について話題になっていました。

それをニュースで見た塩野七生先生がイタリアの日本の在外公館に、地震大国でもある日本の免震構造の家を寄贈しようと話しをしたくだりがあります。

その後、大使は日本政府と調整をし、免震構造の体育館を麻生元首相のときに寄贈することになったそうです。

このように在外公館勤務の職員が、時として邦人からの何気ない話しからも自国と他国のためになる仕事をするのは、やはり外交官としての仕事の醍醐味ですね。

ただ、この著書の中でも書かれているように、大使によってオープンなところと閉鎖的なところに分かれているのが実情です。

この著書の場合はきわめてオープンな在外公館だったのですが、閉鎖的なところは邦人にだけではなく滞在先の国民に対しても閉鎖的だったりします。

在外公館は国の顔でもあるだけに、これから外交官を目指す若い人たちには、どんなに忙しくても些細なことでもどんな話しにも耳を傾ける力量と度量を持って、顔の見える外交をしてほしいですね。




posted by REN at 12:00| 役人に関する基本情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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