2008年12月27日

試験後に聞く公務員の採用候補者名簿ってなに?

公務員採用試験は、あくまで採用候補者名簿に順番に記載するための試験です。
そのため、合格したからといって油断していると、最悪の場合には合格しても公務員になれなかった・・・なんて事態になることもあります。

まず、なぜこのような名簿なるものがあるのかからお話ししましょう。
国や地方公共団体などの官公庁は、来年度新たに必要になる公務員の数を確定していきます。
受験した受験者が全員、公務員になってくれればよいのですが、なかには他の道へ進む合格者も出てきます。
これを辞退者として、実際に必要になる公務員の数に上乗せします。
辞退者の数は、実際にその時にならないと分かりません。
完全な予想の数になります。
この予想の数が追加されたものが、採用候補者名簿になります。

次に名簿に合格者が登録されても、なぜ油断できないかについてお話します。
この合格者の辞退者の予想が曲者なのです。
世の中、とくに平穏な時期なら多少の数は官公庁同士の調整で吸収できることもあります。
しかし、突然の不況や好況などで志願者の数も変動します。
とくに不況の場合などは、公務員を志望する人も急増する傾向にあります。
辞退者の予想確定後に、このような事態があると多少の調整が利かない数の合格者が発生します。
そうなると、せっかく試験に合格しても公務員になれない受験者が出てきます。

そのほかにも希望する官公庁にこだわるあまり、希望する官公庁の枠に収まりきらない受験者が公務員になれないこともあります。
候補者名簿は、公正を期するために成績順に並んでいます。
基本的に成績上位者から採用していくため、希望する官公庁の枠が埋まった場合には下位の受験者は採用されません。
このような場合、希望する官公庁にこだわらなければ、必ずしもではないですが公務員になれる可能性もあります。
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