2012年08月10日

キャリア組みの日のあたらない大変な部分2

公務員の中でエリートコースであるキャリア組みからの競争から外れた人たちは、人生でいちばんお金が入用な時期に退官せねばならないのです。

いまや年金がもらえるのは65歳からです。

いくら退職金が数千万(2000万円もあれば上等です)あったとしても、50歳で退官した場合には年金支給がされる15年間を退職金だけで家族を養うには到底足りません。

また事務能力としては一流でも、一般社会に放り出されていまさら他の業種に就くとなると再就職は厳しいものがあります。

ここらへんは、民間企業へ勤めている人でも同じです。

それゆえ関連する外郭団体への天下りなるものが、システムとして構築され現在に至っています。

これは人材運用の問題を働いている人たちに押し付けて問題を転化しているとも言え、何とかしなければならない問題でもあります。

簡単に言えば、大きな過失や能力に問題がない限り定年退職まで働けることができるシステムがあれば、公務員の天下りなどは自然消滅するということです。

もちろん、ワークシェアすれば平均給与や退職金を減らすといったことも必要が出てくるでしょうが、それでもその方がよいのでは?と考えます。


マスコミなどの指摘のように、たしかに問題のある部分もあります。

一方で人材運用部分の問題点にはマスコミは何も述べておらず、天下りの本質についての報道は現状では皆無です。

今後もマスコミによるセンセーショナルな問題点ばかりの報道により本質が摩り替えられたまま、本当に仕事が必要な働き手の将来も危険になる・・・そのようなリスクを国家職T種の人たちは現在背負って仕事をしていると言うことをよく理解したうえで、それでもやるぞ!という人に、この仕事に就いて国民のために奉職して欲しいものです。



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2012年07月10日

キャリア組みの日のあたらない大変な部分1

公務員は、いまいろいろな形で責められることが多い時代になってきています。

このページを読んでいる人の中には、それでもこの仕事に就いて国や地域のために働きたいと、真剣に考えている人もいるでしょう。

であるならば、この仕事の現状の大変な部分を知っておいてもらいたいと思います。


世の中の仕事はさまざまで、それぞれにおいて大変なことやいやなことがあります。

この仕事の場合でも、それ特有の厳しい側面があります。

今回は国家T種いわゆるキャリア組みの厳しい部分にスポットライトを当ててみたいと思います。


なぜキャリア組みなのか?と思う人もいるでしょう。

報道番組など見ると、キャリア組みの中でも次官まで登りつめた人の定年退職後のいわゆる華麗(?)な天下りについて問題視されています。

特殊法人などでは国から一部資金援助があり、結果的にそこから二重に高給をもらうような格好になっているからです。

退職金や年金など潤沢にあるので、キャリア組みとして登りつめた人は天下りをしなくても十分老後を過ごせます。

それゆえ一般市民から見ると、このような天下りが納得いかない・・・といった報道などが目につきます。

ただし、これはごく一部のお話しなのです。


国家T種、いわゆるキャリア組みで定年退職まで国で働けるのは、ただの1人です。

では同期で何十人といたほかの人たちはどうしたのでしょう。

彼らは定年よりもはるか前、だいたい50歳前後で退官します。

50歳前後というと世間では大学生ぐらいの子どもがいたりで学費や仕送りが大変だったり、親が高齢で介護にお金などがもっともいる時期です。

また住宅ローンなどを組んで、借金返済に追われているころでもあります。



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2012年06月10日

公務員の魅力 外交官

公務員の仕事もさまざまで、国外でも重要な仕事をする在外公館、いわゆる大使館勤務の職員、外交官もいます。

滞在先の外国との交渉窓口や情報収集、邦人の保護などを主たる業務としているイメージが強いのではないでしょうか?

近年、織田祐二さんが「外交官 黒田康作」として活躍している外交官をイメージする人もいるかもしれません。

最近、閑話休題としてわたしが取り上げた塩野七生先生の著作「日本人へ 国家と歴史篇」(文芸春秋出版)のなかでも在外公館の公務員とのやり取りが書かれていました。

著者がイタリアに滞在中、ラクイラ周辺で起きた大地震でイタリアの石造りの頑強な家が何件も倒壊して、死者も大勢出しました。

そのなかでイタリアのニュースでは、日本の免震構造の家について話題になっていました。

それをニュースで見た塩野七生先生がイタリアの日本の在外公館に、地震大国でもある日本の免震構造の家を寄贈しようと話しをしたくだりがあります。

その後、大使は日本政府と調整をし、免震構造の体育館を麻生元首相のときに寄贈することになったそうです。

このように在外公館勤務の職員が、時として邦人からの何気ない話しからも自国と他国のためになる仕事をするのは、やはり外交官としての仕事の醍醐味ですね。

ただ、この著書の中でも書かれているように、大使によってオープンなところと閉鎖的なところに分かれているのが実情です。

この著書の場合はきわめてオープンな在外公館だったのですが、閉鎖的なところは邦人にだけではなく滞在先の国民に対しても閉鎖的だったりします。

在外公館は国の顔でもあるだけに、これから外交官を目指す若い人たちには、どんなに忙しくても些細なことでもどんな話しにも耳を傾ける力量と度量を持って、顔の見える外交をしてほしいですね。




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2012年05月10日

公務員の魅力 閑話休題

公務員として働くには、やはり志というものが必要になってきます。

国民や県民、市民のために働くのには、やはり志は欠かせません。

そこで今回、ちょっとおもしろい本を見かけたので、これから公務員を目指す人の参考になるか分かりませんが、紹介をします。

今回、紹介する本は「日本人へ 国家と歴史篇」(塩野七生著・文芸春秋)です。

この本の中で著者が、ちょっとしたおもしろい試みをしています。

塩野七生先生の代表作でもある「ローマ人の物語」は、文系で世界史を専攻した人なら誰もが知っていると思います。

「日本人へ 国家と歴史篇」の中で、当時のローマ人を現在の日本の大臣に当てるとしたら、誰が理想かという実験をしています。

たとえば、総務大臣はアウグストゥス、外務大臣には皇帝ネロ・・・といった風に当てはめています。

現在でも総務大臣の課題は地方分権なわけですが、当時のローマでも中央集権と地方分権を絶妙のバランスでローマを活性化させたと評価しています。

日本の外務省というと、大臣だけでなく外務官僚すらも力不足は否めないでしょう。

そんな外務省の大臣に、皇帝ネロを当てていますが、史実では仮想敵国をすら懐柔して友好関係を築いてしまう手腕を評価しています。

このときの手法は、周辺の弱小国を徹底的に大事にして、仮想敵国すら友好関係を作らざるを得ない状況を作り出すといったもの。

おとなり中国などが、この手法の典型でしょう。

そのほか、主要な大臣にも当時のローマの人を当てているのは、おもしろく参考にもなります。

これから公務員になる人にとっては、こういった仕事の仕方もあるのか・・・と参考になるでしょう。
このように歴史から学ぶことも大きく、とくにこれから公務員になろうとする人たちならば、なおさら世界史にも目を向けてほしいと願っています。

時間に余裕があれば、詳細は「日本人へ 国家と歴史篇」を読んでください。

また、公務員になる人の参考になりそう(?)な本があれば、閑話休題として紹介させていただきます。



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2012年02月14日

公務員の魅力を教えます! 目次

公務員について
 はじめに。
ビジネスマンとの違い
 ビジネスマンとの仕事などの違いについて解説。
仕事・待遇の魅力
 民間企業との比較による仕事と待遇について解説。
特有のつらい仕事
 民間とは違う仕事の上でつらいことの一例。
国家職と地方職の違い
 国家職と地方職の仕事内容について解説。
雇用形態
 正規職員である一般職と非正規職員である特別職のそれぞれの特徴。
国家職の仕事内容
 国家職で努めるのに必要な資質と各種の仕事内容の違い。
地方職の仕事内容
 地方職の勤務形態と仕事内容と心構えについて解説。
採用試験と受験レベル
 採用試験の内容と学歴別の受験レベルについての解説。
給与形態
 誰でも気になる法律で決められた俸給と諸手当の内容について解説。
共済制度
 手厚く守られた共済組合による長期と短期の各給付事業内容について解説。
転勤について
 国家職と地方職それぞれの転勤、範囲や事情について 解説。
退職金と休業制度
 手厚い退職金と休業制度一例。
無試験・科目免除で取得可能な資格
 長期勤務理由による試験や科目免除で取りやすい資格の取得を紹介。
必要な資質
 仕事に必要になる社会人としての資質。
採用までの流れ
 採用試験の公告日の確認から採用候補者名簿から採用されるまでの大まかな流れ。
受験資格
 受験者に求められる受験資格と欠格事項について。
受験までの流れ
 試験の公告日の確認から採用候補者名簿から採用されるまで気をつけたいこと。
採用試験の内容
 公務員採用試験で行われる内容と気をつけたいこと。
合格と採用の違い
 試験を合格しても油断できない採用までの流れ。
採用候補者名簿とは
 候補者名簿について知っているのと知らないのとでは大差が出ます。
官庁訪問の必要性
 官庁訪問がなぜ必要になるのか、基本となる話し。
官庁訪問の必要性 その2
 官庁訪問をするタイミングと質疑応答の対策について。
官庁訪問の必要性 その3
 先輩公務員との面談で気をつけておきたいこと。
官庁訪問の必要性 その4
 公務員になるまでにもいくつか大切な忘れてはいけない心構えがあります。
行政組織の概略 その1
 官庁訪問で必要となる、内閣府と総務省についての概略を記しています。
行政組織の概略 その2
 官庁訪問で必要となる法務省、外務省、財務省、文部科学省や厚生労働省についての概略を記しています。
行政組織の概略 その3
 官庁訪問で必要となる、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省、人事院についての概略を記しています。
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